BENTO.の日記

どうも

またまたのお久しぶりですな。
約2か月ぶりやねー。
蒸し蒸しの残暑厳しい中、皆様お元気ですかな？
今回、このブログで
突然退職することになった理由を
お話しようかと思っている。

masuだす。
（正直、書きたくないんですわ。
なんでこんなことブログに書かなあかんのかと、葛藤したままです。
なぜかというとまだこの問題が乗り越えられてないから。
乗り越えられてから書けばええやんて自分でも思うんですけど、ちょっと隠し切れなくなってきていること。
それによって、わたしにとっては知られたくない人に知られてしまうことになりそうなので。
そんな人に先に知られるより、少しでも心配してくれている方に話しておきたいと思って。
そして、毎度のことながら勝手なお願いで申し訳ないのですが、できればこのことはこのブログを読んでくれている人だけの心にとめておいてください。わざわざmasuてあれなんやってねーて言いふらさんといてほしいのでよろしくお願いします。）

で、唐突なんですけど、わたくしこの9月で臨月を迎える妊婦です。
これだけ聞くと、なんだーおめでたやん、なんでひた隠しにしてるねん。
て、感じなんでしょうなー。

でも、わたしなりにここまで来るのにいろいろあったもので。
そりゃ、手放しで喜んでみんなに言いふらせたらどんなに良かったか。

長くなりますが、今まで言えなかった理由を。

去年の9月にtomoと同じ病気で腫瘍先輩として手術したのを覚えていますでしょうか？
そのために短時間勤務とさせていただいてますというてましたが、ほんとはそれより前から短時間勤務をさせてもらっていました。
このことはお話していませんでしたが、腫瘍の手術の何か月か前に、実はもうひとつ手術をしていたからです。
一度妊娠したものの胎児が育たずでの流産手術です。
結婚して１１年目にして初めての妊娠でした。
浮かれて周囲の人に言い始めていた矢先の流産だったので、もし次に奇跡的に妊娠できたとしても安定期と言われるまでは黙っておこうと思っていました。

流産後、気持ちを切り替えて、年も年なので最後の妊活にしようと評判のよい病院に行ったところ腫瘍が見つかり、手術となりました。
これはもうあきらめろということやろなーと覚悟をしていたところ、しばらくして今回の妊娠がわかりました。
え！？マジで！と正直驚きのほうが強かったです。
もちろん喜びもありましたが、前のことがあるので素直に喜ぶのはまだ早い。安定期に入るまでは待とう。と言い聞かせていたのです。

そして、いわゆる一般的に安定期と言われる時期に入り、ぼちぼち友人たちにも報告しようかと思っていた頃、最初のトラブル。
医者から言わせると安定期なんてものはないということなのですが、ほんまやなとつくづく思いました。
切迫早産の診断が下りました。まだ妊娠２０週のこと。
それがあの５月の突然の退職につながります。
どんなに医療が進歩しているとしても今産まれると子どもは生きられない。
生きることができても、子どもに大きな負担を背負わせることになると。
できるだけお腹の中にいてもらうようにしないといけないので、仕事はもうできない、辞めてくること。家でずっと動かない、一日寝ていることしかない自宅安静となりました。

切迫早産で即入院で何か月も一日中点滴につながれて、血管がボロボロになるまでベットから動けない重度の人に比べたら、わたしの安静度はましなことはわかります。
それでも私にとってはショックでした。子どもの命がかかっているので。
そんな状況にはなったものの、これから最低でも４か月は寝たきりでもお腹の子を守らないといけないと、不安なりにも頑張っていこうと思いました。

そのため、友人にも報告できず、皆さんにもちゃんとした退職理由が言えずに変なモヤモヤを残した去り方ですみませんでした。
問題が何もなければ７月最初に報告して、７月末で退職の予定でとtomoと話していたのですが、tomoにも急なことでほんとに迷惑をかけしました。

退職後はひたすら寝ている生活が始まりました。
家事も一切しない、旦那任せ。
動けないけど一切太ってはいけないという指示。
そんな無茶なことありますかいなー(T_T)
と嘆きながらも、旦那にこういった食事を作ってくれと図々しくも指示を出す。
動かないくせに口だけだす。
これ、切迫早産の理解がない旦那だったら、ただのぐうたらにしか思えへんし、むかつくやろなーと思いながら。

今までパスタ、焼きそば、親子丼、かつ丼、チャーハン、お好み焼きなどの糖質主体料理と炒め物の野菜料理を得意としていた旦那が、流行りのつくおき料理本を参考にしながら料理のレパートリーを増やして、ホームベーカリーですが食パンも手作りしはじめて、どんどん料理の手際もよくなっていく成長ぶり。
このまま産後も作ってもらって大丈夫やなーと安心しながら過ごしていました。
そしておかげさまで体重管理もどうにか順調でして。

こんな感じの食事を毎日食べさせていただいております。


あ、これおかずだけやからもちろんごはんがついておりますよ。

そんなこんなで切迫とうまく向き合い始めて、お医者さんからもこのままの感じでちゃんとしてると乗り越えられるよと言ってもらい、心の余裕が出始めた頃、妊娠合併症になってしまいました。

またもや子どもに負担を背負わしてしまう病気です。
ただでさえ切迫なのに、また更に早産、死産、新生児仮死状態などのリスクを高めてしまう。
わたしにとってはこちらのほうが深刻でした。
子どもの命を危険にさらす母親なんて、ほんまに最低やなと思って。
しかもこの病気は、どんなに自分が頑張ってコントロールしても、臨月になるとそれに関係なく悪くなるらしく、無事に出産できたとしてもその後も油断できないものなのです。

もちろん、全てがそうなるわけではありません。
臨月に悪化してきても、対処できる医療技術や薬などの方法はあるから。
無事に出産している方は多いです。

でもね、診断された当日はそんなこと落ち着いて考えられる状態ではありませんでした。
高度医療管理が必要ということで、病院も総合病院へと転院になりました。

診断された日は人生でこんなに大声で泣いたことがあるのかというくらい泣きました。
感情が抑えられなくて。
でも泣きながらも冷静になろうとする自分がいて、今日だけ、今日一日だけ泣いたらもう終わりにする。明日からは絶対に泣かない。病気に対して自分でできることをきっちりやっていこうと決めました。

それからその病気と向き合い始めて２か月と少し経ちましたが、今のところどうにか悪化させずに過ごせてます。まあ、悪くなるのは臨月に入るこれからなんですけどな。乗り越えてやろうと思っています。
病気とはまだお付き合いせなあかんけど、とりあえず今週から切迫早産の危険はなくなり自宅安静解除となりました。
無理のない範囲での外出も可能になりました。
ただ、４か月間の寝たきりはほんとに体力が落ちまくりで、スーパーで３分たっているだけでしんどくて、ゼーハー言うてます。
それでも少し気は楽になるものですな。
もともと引きこもりよりはどこかに出かけていたいタイプだったので、やっぱり外に出るとウキウキしている自分がいます。
そういや、安静解除になったら、友達とランチでもいこうかーと言うてたりしたのですが、悲しいことに病気や体重管理、もろもろの関係で食べられるものが制限されていますので、お茶だけなら飲めますが、ランチはいけませぬ。スイーツも食べれませぬ(T_T)
あ、もちろんそちら様はお食べになってください。
それでもよければわたくしお茶だけお付き合いしますので(-_-;)
ただその時に陣痛が来たら病院に連れて行ってもらうけど・・・笑。

なので、これからは家から出てウロウロしているので、どこかで見かけるかもしれません、お出会いするかもしれません。
でも一つだけお願いが。
今はデブの腹ではなくて、妊婦の腹やから。
それだけは間違えんといて。
この前イオンでデブの腹に間違えられたから(-_-;)

では、後１か月ほどですが、無事に乗り越えられるように頑張りまーす！！
長々とお付き合いくださりありがとうございました(*’▽’)