募金百貨店
BENTO.は東近江市の募金百貨店プロジェクトに参加させていただいており、日替わりBENTO.を一個購入される際、その内3円を募金させていただいております。そして先週、2024年度にお預かりしておりました募金百貨店のお金を東近江市社会福祉協議会さんにお納めさせていただきました。
2024度分は17,337円でした。
このお金は東近江市の見守り活動支援金に使用されます。
この活動も長くなってきたけれど、どれくらい経つのだろう?とブログを見直していたら、この春でちょうど10年だそうです!このプロジェクト立ち上げ時はBENTO.を含め4社だったものが、今は100社を超えているようで、息長く厚みのある活動に進化しているのですね。一番最初はアピアホールで調印式したなぁとか思い出すと懐かしい。
そして、ブログを読み返しているとなかなか熱い思いを書いていたので、そうだそうだ、そうだったと
習慣として事務的な作業になってしまっていたのですが、当初の熱い思いをのせて活動するということはとても大切なことのようにも思います。思いがあってもなくてもやっていることは同じで同じ金額が募金されるのですが、意識を持つということは普段からの行動変容にもつながるのではとは思うのですよ。
せっかくなので、以下に2015年3月の募金百貨店始める時に書いたブログの一部を引用しておきます。
『東近江市では、給食(配食)サービスや地域でのサロン、訪問活動等、それぞれの地域で工夫をしながらさまざまな見守り活動が行われているそうです。
ひとりぐらしの高齢者、障がいをもっておられる方、子育て中のお母さんなど、社会の中で課題や支援を必要とされる方々が増えており、今後も見守りが必要な方が増えていくと思われます。住民の方が一人で悩まないよう、孤独に陥らないよう、いろんな形での「見守り体制」を作り、誰もが安心して住み続けられる地域づくりが急務となっています。
最初、このお話をいただいたとき、あまり戸惑いを感じることなく「参加させていただきたい」と思いました。何度もブログに書いていますが、もともとBENTO.を立ち上げたのは、私たちが栄養士の仕事をしている中で感じた、全ての人が料理ができて、きちんと栄養管理ができる人ばかりではないということ。地域の人たちに気軽に利用してもらうことが出来て、健康づくりのお役に立てることがしたいという思いからです。
なので、地域の方を支える仕組みということにも共通のものを感じ、するっと受け入れることができたのかもしれません
社会貢献といっても大それたことは、なかなかできませんが、お買い物をすることで同じ地域に住む方の力になれるというのは、地域とのつながりを感じられるいい機会になると思います。また、募金をすることで、どのようにお金が使われるのか、意識をするきっかけにもなりそうですよね。
BENTO.も地域の方々との橋渡しとなれることがとても嬉しいです』
物価高やらなんやかんや厳しい世の中ですが、心の片隅にお互い支えあいだという温かな気持ちを少し持っているというのは人のためだけでなく自分のためにも良きことのように思います。
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